コモンヘアデザイン

INTERVIEW

コモンヘアデザインについて
お客様とスタッフがその想いを語ります。

代表:山村剛司 × 人形師:坂口愛子さん

コモンヘアデザインのファンでもある人形師の坂口愛子さんと代表の山村が対談をしました。

 

目次

  1. 髪型へのこだわり
  2. COMMON hair designを気に入った理由
  3. COMMON hair designの特別なカット技術
  4. COMMON に込められた思い

 

1. 髪型へのこだわり

― 人形師ということですが、髪型はよく変えられるのですか?

坂口様
子供のときから今のような髪型でした。中学生の時に長くしてみたのですが、高校生のときにまたこの髪型に戻しました。
でも、大学生になって上京して、大人っぽく見せたくなったのでのばしてみたんです。アパレル会社に就職したのでいろんな髪型をやってみたくなって、スパイラルパーマ※をかけてみたり(笑)
結局、転職した先が堅い会社だったので、ストレートパーマをかけてこの髪型に戻しました。それからずっとこの髪型です。その当時は、色を抜いたりだとか、茶髪がはやっていたので、私も茶髪にしていました。
当時30代前半位まで続いて、普通に事務の方に転職をして、その頃に黒髪に戻したような。でも、この髪型歴は長いんですよ。途中こっち(大分)に戻ってきてから、変な髪型にしたときもあったのですけど。

— (全員笑)

山村
坂口様は、茶髪のイメージはないですね。黒いイメージです。当時は、洋服も真っ黒って訳じゃなく色々着ていたのですか?

坂口様
普段着は黒が多いです。黒が多いのは、私が人形師であることも関係してます。今の人形業界のイメージ戦略で黒が多いし、この髪型なんですよ。戦略もあるんです。

山村
自分が好きだからではなく?

坂口様
好きだからっていうのもありますけど、半分戦略です。人形業界ではゴスロリ系と いうのがあるので。そういう子たちを受け入れてもらえるような感じのギリギリの線で。

山村
そういわれたら、そういう感じですね。なるほど。

坂口様
そういうのが一番良いかなっていう。戦略っていうのも変なんですけどね。

 

2. COMMON hair design を気に入った理由

— 以前まで通っていた美容室と比べて、ここを気に入っている理由はなんでしょう?

坂口様
自分が考えている通りにしてくれるからですね。
昔、東京で担当してくださっていた美容師さんも、上手だったと思うんですけど、その方々よりもうまいかもしれない。
はねないし、まとまるし、のびてもそんなに気にならないんです。以前より美容室によく通うようになったっていうのもあるのかな。

山村
ありがとうございます!
毛の量も違うでしょうし、それはあるでしょうね。おさまりが良いとはよくいわれます。

— 「自分が考えている通りにしてくれる」というのは?

坂口様
大分に戻ってから、2店舗行ったのですけど。前髪ななめとか、もう酷かったんです。最初はボブになったのですけど、その後に凄くすかれたりして。二回目に行ったときに全く理解してくれていなくて、がさがさに短く切られたんですよね。自分の思った通りにはならなかったんです。

山村
確かに、お客様のファッションや雰囲気なんかをみて、例えば坂口様だったら、「普通じゃない、強烈なくらい軽いか重いか、どっかとんがってないと納得しないだろうな」っていう予測はしますからね。

坂口様
腕はあったとしても、そこをわかってくれるか感じてくれるかどうかで全然イメージが違います。お店のコンセプトとはずれてるかもしれないけど、そこがしっくりはまったのかな。

山村
実は隠れコンセプトなんですけどね。結構マニア受けするので。

— (全員笑)なるほど。

 

3. COMMON hair designの特別なカット技術

— こちらに通い初めてから、髪の変化はありましたか?

坂口様
実は私、白髪がすごいんです。でも、ここに来始めてから白髪が目立たなくなったんですよね。

— 白髪が。それはなぜですか?

山村
カットの仕方ですね。前髪の持っていき方だと思うんです。前髪を上から作れば見えなくなるので。多分、普通はそれをしないんです。分け目を聞いて、分けちゃうから見えちゃうんです。僕はそれをせず、分け目はまず消すことを勧めます。

坂口様
その分け目をつけないっていうのは、私好みのこのボブのこういう形にしたいっていう理想にあってるのだと思います。

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山村
どうしても、分けると前の方が薄くなっちゃうのです。重くしたいのもあるから、白髪がある人には誰でも勧めるんですよ。白髪が出る世代は上が薄くなっちゃうので、分け目をつけちゃうとぺちゃんこになるんです。分け目を絶対なくして、トップ短くしてボリューム出しましょうって持っていくんです。そうしたら、白髪も目立たないし、ボリュームは出るし、若く見えるしで、良いんですよね。

— なるほど。

坂口
髪の毛にも、ここで使ってるカラーとかが良いんだと思うんです。

山村
そうですね、そこも僕の美容師史上一番良いので。うれしいですね。

— 他にも技術面でのお話を聞かせてください。

山村
基本ボブは内側を短くして表面長くしていくんですよ。綿密にいうと耳下から5mmずつくらいの長さ、耳上で3㎝上から5ミリ、表面から5ミリなんですよ。階段みたいにして。

坂口様
だからはねないんですね。

山村
そうです。
薄い毛が内側にぎゅって入る習性があるのでそれを使って中に入れ込むんですね。
これはどの髪型でも使うんですけど、たいてい跳ねるっていうひとには内側を軽くして表面を重ためにするんですよ。そうすると跳ねない。
大体、普通の美容師さんは表面を削っちゃうんです。
そうすると、ぶわーって広がって、まとまらなくなるので。

 

4. COMMON に込められた思い

— 店名の「COMMON」は、どのような思いを込めてつけられたのですか?

山村
そもそもは、ワークショップなどを開くことで、クリエイターと僕だけの知り合いだけではなく、お客様同士も知り合いにしたかったんです。

 

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— 「COMMON」には「共通・共同」といった意味がありますからね。皆でつながっていくと。

山村
そうすると楽しい社会ができるかなって思ったんです。

— すでに繋がっていると感じますが。

山村
そうですね。でも、もっとこちらから仕掛けないと、繋がらないですよね。ワークショップもこれからさらにやっていって、もっとお客様が増えたら良いなと。じかに触れる機会があることで、ビジネス的にも作家さんが入っていけるだろうし。こちらとしても、お客さん同士がここを軸に何か広がっていければ良いなって思います。

— なるほど。ありがとうございました。