コモンヘアデザイン

INTERVIEW

コモンヘアデザインについて
お客様とスタッフがその想いを語ります。

アーキテック・一級建築士事務所 所長 常廣竜也様 × COMMON hair design オーナー 山村剛司

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目次

  • この世界に入ったきっかけ
  • 資格よりも大切なもの
  • ものを生み出すイメージ
  • 共通する理念
  • リピート
  • お互いの印象
  • アピール方法とコモンのこれから

 

 

 

 

1. この世界に入ったきっかけ

 

 

常廣様   僕の生まれは、大阪です。独立してからずっと建物の構造計算という仕事をしていた父親の姿を幼い頃から見ていたので、漠然と、「僕も将来は独立するんだろうな」と考えていました。学校を卒業して設計事務所に入る時に、父親と同じ構造計算の仕事がしたいと考えていたのですが、「建築といっても構造計算だけじゃなくて、デザインや電気、設備とか色んな部門がある。とりあえずデザインの方へいって視野を広げなさい」と社長に言われて。父親は骨組みを考える人、僕は意匠的なデザインする人、と分かれたところが社長の意向でした。やっていくと、色んな物が見えて来てすごく面白かったです。

最初の会社は、役所工事をメインにしていました。防衛庁や文部科学省から依頼されて、全国の自衛隊や米軍基地内の建物を作っていました。会計検査や税金を無駄遣いしていないかといったチェックが入るシビアなものだったので、デザイン重視ではなく、色んな事をまとめあげるような仕事だったと思います。それが逆に、基本を勉強する場としては良かったんですね。

高校を卒業してから、10年間修行をして。それから独立したのが最初のとっかかりです。

 

インタビュアー       なるほど。では、山村さんがなぜこの仕事に入ったのかというのをお聞かせください。

 

山村      僕は、おしゃれがしたいっていう一心で美容師になろうと決めて。福岡の美容学校に通った後、東京の大型美容院に就職して、1年半ぐらいでスタイリストになれました。

常廣様    1年半というのは早い方なんですか?

山村    そうですね。普通は4~5年程かかるところですが、当時のオーナーが早い方が良いというスタイルだったので。

常廣様    それはいくつの時でした?

山村  21歳ぐらいだったと思います。まあ、その分練習がきつくて。毎日の練習をモデルさんにお願いしなきゃいけないので、休みの日も関係なくモデルハントをしていました。終電で帰って、朝練があるので7時に起きてという生活で。

常廣様  資格とかいうのはどの段階で?

山村  資格は美容学校です。当時の美容学校は1年制で、2年目はインターンがありました。通常は美容学校を1年で卒業した後、1年間インターンをしてから国家試験に望むんですが、僕の場合は2年目に福岡の美容学校のフリースクールにいたので、それがインターンとして認められて、資格を取得できました。その後、僕がインターンをした福岡の美容学校のオーナーが「戻ってこないか」と声をかけてくれました。その方が美容学校と美容室を経営していたので、まずはコーチとして美容学校に勤めました。その後美容室の方をちょっと任されて。でも、だんだんそのオーナーと考え方が合わなくなってきて。そんな折に、祖父から、「大分に帰ってくるだろ」って言われたんです。それをきっかけに大分に戻って来て、「ガーデン」を始めました。

常廣様  あれは何年でしたっけ。

山村  僕が29歳になってすぐだったので・・・ちょうど10年前ですね。それから、ニュージーランドの件があり、今に至ると(笑)

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2.資格よりも大切なもの

 

 

常廣様  実は、僕たち1級建築士は国家資格で、2級建築士は都道府県知事の資格なんです。独立は2級でもできるんですが、作れる建物が少し小さくなるんです。

山村  なるほど。ある程度大きいものになると、1級からなんですね。じゃあ、仕事の幅も違いますね。

常廣様  そうですね。ただ、髪型と一緒で、資格を持ってるから・・・。

山村  いい仕事ができるかって言うと。

常廣様  また別なんですよね。1級建築士といった資格は当然の物として、それから先は個人の実力ですね。

山村  そうですよね。免許があっても、腕が悪いんじゃ・・・。

常廣様  今度はその、腕が良くっても、仕事が取れるかどうかってまた違うところがある。

山村  それは、人柄なんですか?

常廣様  そうだと思います。住宅に関して言えば、一生の財産を預かるので、やっぱり人柄は見られるとは思いますね。

山村  そうですよね。その人柄でこの人に任せようって決めることになるわけですから、大きな決断ですよね。

常廣様  この人に切って貰いたいなっていう美容師さんがいるじゃないですか。ある程度こだわってることがある人のほうが、やっぱりお願いしやすいです。

カットする人って、それぞれ得意な事とか分かれていくんですか?完成の違いはあるんでしょうか。

山村  そうですね。スタイリストごとに癖のようなものがあります。例えば、モッズヘアならマニュアルは一つなので、本当は同じものがたくさん出来るはずなんですけど、スタイリストの数だけ完成品が違うんです。スタイリストになるまでのバックグラウンドがみんな違うので、他の店からモッズヘアに移った店員と、生粋のモッズヘアのアシスタントからあがってきた店員ではまるで腕が違うんですよ。レベルというか・・・出来た物は違いますよね。

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3.ものを生み出すイメージ

 

 

インタビュアー  お二人の、物を生み出す時のイメージはどうでしょうか。建物もヘアスタイルもそうなのですが、外から中を作ろうとするのか、中から外を作ろうとするのか。どういうイメージですか?

常廣様  さっき山村さんがおっしゃっていた「バックグラウンドが違う」っていう話は、僕らも似たようなものがあります。アトリエ系のデザイン重視の小さい事務所で修行した人と、組織設計事務所のような百人以上の規模の設計事務所に入って修行して来た人とで、見てきた物が違うんです。アトリエ系は、デザインを突き詰めていく中でわき上がるものがある。逆に、僕は組織設計事務所からあがってきた人間なので、デザインや使い勝手、長持ちするといった要素を、一つずつまとめていこうとする癖があるというか。

インタビュアー  コンサルティング側ですね。山村さんは、それとは逆かな、という感じですが。

山村  いえいえ!一緒ですよ!

一同  (笑)

山村   僕も中から外ですよ。長さや、気になるところ、コンプレックスといった悩みを聞いて、解決する為の設計図をまず作っておいて、今度は外側の話をもっていきます。外側をどうしたいのかを聞いて、提案させていただく。いきなり外側の話は出来ないですね。

常廣様  今こういうのが流行ってるからこうしようかなっていうのは。

山村  それは絶対あり得ないですね。

常廣様  そうですね。僕らも、雑誌等で紹介されているような、流行の建物をそのままもっていくよりも、お客様との対話の中から出てくるようなものが良いですね。

インタビュアー  医者や美容師は、右脳的にイメージをとらえて自分の中で咀嚼して仕事をした結果、左脳から論理性をもって出す人が多く、逆に、数字やデータをいっぱい集めて、最後に右脳から作品的なものを生み出すのは研究家に多いのだとか。美容師である山村さんは右脳から左脳、建築士である常廣さんは左脳から右脳なのかな、と予想していたのですが、同じでしたね。お二人とも、きちんと調査・分析をした上でデータを見比べた上で絵をつくっていくということですね。

山村・常廣様  そうですね。

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4.共通する理念

 

 

山村  「なんでもいい」っていうのが一番困るんですよね。白紙の状態で。

常廣様  わかります!(笑)建物も、例えば、広い土地に好きなように作ってっていわれても困るんです。狭い場所、難しい所みたいに、ある程度条件があったほうが考えやすいです。

山村  そうですね。以前、テレビで隈研吾さんが「規制があったほうが作りやすい」とおっしゃっていましたが、その通りですね。問題があった方がやりやすいので、逆にわざと探しちゃうんです。本人は何も無いって言うけれども、心の中ではこう思ってるんじゃないかって。

常廣様  僕もその「なんでもいい」って言われる事に対して、すごく大変だなと思っていました。独立してから13年、14年目になりますけど、ずっと「住宅ってなんだろう」って考えていて。時代によってメインの要望が変わっていくんですが、その中でも普遍的な物として何か無いかなって考えた結果、自分の中で建物をつくる時の三本柱を決めたんです。

一つ目は、構造的に綺麗にみせようということ。父親が構造的な計算をしていたのをずっと見て来たので、構造的にも強い綺麗な骨組みとか間取りをあてると、見かけだけじゃないしっかりとした建物が出来る。

二つ目は家の中を行き止まりがないように可変性がある動線をつくること。子育ての時に、お母さんとか僕らも使い勝手がよくて、お子さんはもちろん楽しめる、行き止まりの無い可変性がある動線をつくる。

三つ目は、立体的な構造にすること。昔の家は玄関入ってすぐに階段があって、リビングにいる人と顔を合わせない構造が良くないんじゃないかという意見があって。その中で、リビングの真ん中に階段作ったらどうかという提案も出て来たんです。そこからもう一歩踏み込んで、2階に上がっても皆がどこにいて何をしてるかが分かるような立体的な密室空間を作れば、家族の仲も良くなるんじゃないかと思いつきました。

この「構造的に綺麗に作って、可変性のある間取りを作って、立体的にもワンルームになるように」という三本柱で、縛りをつくっています。そういう普遍的なものがあれば強いと思いますし、制約を作る事で自分らしさをより出せるのかもしれないと思って。

インタビュアー  なるほど。信念、理念ですね。では、山村さんの理念はいかがでしょうか。

山村  それはもう、「扱いやすい・長持ちする・見た目が綺麗」ですかね。

常廣様  それって建物じゃないですよね?扱いやすくて長持ちして見た目も・・・。

一同  (笑)

山村  一緒ですね!切り方を自分なりに日々研究して、拓いたんですけど。

常廣様  お客様から、「こういう髪型にしてほしい」って言われる事があるじゃないですか。そういう時に、多分似合わないなって思う時ってどうするんですか?

山村  そういう時は、お客様が欲しい物が何なのかっていうのを掴みます。例えば、黒田知永子さんみたいにしてほしいって言われると、「短い髪を求めてるのかな」って思うんです。でもカウンセリングをしていくと、黒田知永子さんのもつ可愛らしさを求めていることに気がつきます。可愛く見える要素は、丸く切る事なので、そこを押さえましょうと提案します。それから、「似合いませんよ」とは絶対に言わないです。あとは切りながら、顔と髪のバランス等を説明をしていきます。そういう方は面長で、大人っぽく見える事にコンプレックスを抱いてる方が多いので、「顔がちょっと面長なんですね、丸くしてあげると可愛らしくなりますよ」って。そうすると、お客様も納得してくれます。

常廣様  違うかなって思いながらも、お客様の要望通りに切る美容師さんもきっといるんですよね。

山村  そうですね。それを良いと思っている美容師さんが大半だと思うんですけど。

実は、僕も最初はそういうタイプだったんですよ。僕がそこじゃないなって思ったのは、23歳ぐらいの時です。60歳ぐらいの年配のお客様から「美容師さんって良いわね~。夢を売る仕事だからね」って言われて。僕は全然そんなつもりなかったんですが、考えてみたら確かに、お客様の「こうなりたい」っていう夢を叶えてるんだなって気づきました。それからはなるべく否定しない方向で、お客様の夢があるなら、それを受け入れたいって思うようになって。

今はそれからまた一歩進んでいて、夢も叶えつつ、より良い方向へ導くようにシフトしています。例えば、最近は縮毛矯正したいっていうお客様が多いんですが、お金や時間、髪の質を見て、お客様が10年20年続けていけるのか考えてみた時に、勿体ないと思ったら縮毛矯正をしない方向で提案させて頂いています。人によって違うので、難しいんですけど。

常廣様  それで慕ってくれるひとも。

山村  そうですね。このやり方でずっと来てくれている人もいるので、これは続けていきたいなって思いますね。

常廣様  建物も髪の毛もそうだと思うんですけど、「ここをちょっと変えてくれ」って言われると、これはちょっとじゃないんですって思う時があります。「ちょっと」が全体を乱すので、もう一回作り直しますっていう時もありました。僕らはそれをじっくり考える事が出来るんですけど、美容業界はその場で対応しなきゃいけないじゃないですか。「ここをもうちょっと短くして」って言われると、こっちも揃えなきゃいけないんですっていうのがあると思うんですよ。

山村  そうですね。バランスがあります。

常廣様  お客様からのご要望で、ちょっとここを変えてって言われると、それをすることによって、他も影響があるっていうのはちゃんと説明しておかないといけないですよね。依頼して頂いた以上は、僕なりのフィルターを通して意見をキャッチボールさせていただくようにしています。そうじゃないと、誰に頼んでも一緒じゃんっていう話ですもんね。

山村  じゃあ中には、お客様のご要望通りに「あれもいれてこれもいれて」っていう設計をする方もいるんですか。どんな要望も応えるというか。

常廣様  中にはおられるんじゃないかな、と思います。それも仕事ですから、否定はしないですけど、僕はキャッチボールをしたいなって思ってます。

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5.リピート

 

 

インタビュアー 夢をつくるという意味においては、家も夢を作る仕事ですよね。髪を切ることは、一生かけて積み上げたら家を建てるのと同じぐらいの金額になると思うのですが。調べてみると、メイクに関する美容を一生きちんとお金をかけてやると、1,700万円かかるそうです。

山村  確かに、そう考えたら家ぐらいにはなりますよね。

インタビュー さらにカット代も入れて考えると、3000万円ぐらいはかかりますよね。常廣さん、3000万円で家は建てられますか?

常廣様  そうですね。

インタビュー そうしたら、お客様が美容師に夢を預けるという意味では、もう家を建てるのと変わらないんじゃないでしょうか。家って一生の内に何度も建てますか?

常廣様  建てる方もおられるけれどやはり、1回だけという方が多いと思います。

それをメンテナンスして使っていくという形ですね。

インタビュアー ということは、一生で考えると、家と美容にかかる金額は、実は変わらないのかもしれないという事ですね。美容の場合はリピーターの方が多いと思いますが、家の場合はどうでしょうか。

常廣様  リピートはなかなか無いんですが、お客様からの紹介というのが多いです。他にも、10年20年と重ねていくと、最初に設計したお家をリフォームしたいというお客様はいらっしゃいます。

山村  紹介というのも、お客様の家を見て、誰が作ったの?っていう話になることが多いんですか?

常廣様  そうですね。それが多いですね。

山村  それは僕達も一緒ですね。髪型を見て、あの人の髪が良くなってるから、紹介してもらったとおっしゃって頂いたり。

常廣様  どこに行ってるの?って話したりだとか?

山村  そうですね。基本的に、男性は近さや早さを気にしますが、女性は美容院がいくら遠くても、気にいったところに行くっていう習性があるんです。コモンには、小倉から毎月いらっしゃるお客様がいて、もう10年以上来て頂いてます。

常廣様  それはすごいですね!

山村  あとは湯布院、津久見とか、佐伯とかからも来て頂いています。

常廣様  それはやっぱり、お客様が求めているものがあるんでしょうね。

山村  そうだと嬉しいですね。

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6.お互いの印象

 

 

インタビュアー そういえば以前、熊本県の阿蘇で「パンチパーマ専門」の理髪店を見つけた事がありました。日本でパンチパーマ専門ってきっとそこしか無いですよね。さらに、よく見たら、満席だったんですよ。

常廣様  本当ですか!(笑)

インタビュアー パンチパーマって、最近は普通の理髪店ではなかなか無いじゃないですか。だからパンチパーマを今でもやってる人は、もうそこに行くしかないですよね。ある意味その理髪店が生き残ったのは、そうした差別化をやったからなのかもしれないですね。

ご自分のビジネスやスタイルの中で、他の同業者とはここが違うんだ、これは差別化なんだと意識しているところはありますか?

常廣様  そうですね。今悩んでいるところかもしれないです。なかなか難しいですよね、それを説明してお客さんに分かってもらおうとするっていうのは。

インタビュアー 多分、ご自分で気がつかないうちにやってるところもあるんでしょうね。お客様から内的な物を聞き出して形にするとおっしゃっていましたが、その聞き出し方が、他より際立っていたり、丁寧だったり、イマジネーション力が強かったりというところは、いかがでしょうか。

常廣様  そうかもしれないです。話しやすさっていうのは、過去いわれたことがありますね。要望を言いやすいとか、叶えてもらいたい事が伝えやすいと。聞き出す力というのは、身につけたら差別化になるんですかね。

インタビュアー なると思います。常廣さんのこのキャラクターとか、元々の大阪人の血とか、そういうのも含めて、話しやすい、相談しやすいっていう感じがしますよね。山村さんから見て、常廣さんの良いところってどこだと思いますか?

山村  まあやっぱり話しやすさですよね。何でも聞いてくれそうな感じが。

常廣様  いやもういろんな人から言われます(笑)

一同 (笑)

山村  最初の店は僕は内装の事はよくわからないまま、造形作家さんと一緒に作りました。1回作ってみると、やっぱりこうがよかったっていう要望が出るもんなんだなあって実感しました。だから、話しやすい、要望を言いやすいっていうのは大事だと思います。

インタビュアー  常廣さんから見て、山村さんは、ここら辺が他とは違うなっていう印象はありますか?

常廣様  そうですね。話をしてて、同じ匂いがするというか(笑)

一同  (笑)

常廣様  経営していく中で、個人の技術を持って経営をしている人間として、山村さんが考えている事が、面白いなあって思います。自分の刺激になる話をしてもらえるんです。これからの展開だとか、自分の持っている技術を下に伝えていくために何をするかとか。山村さんのスタイリングが好きなのでいつもお願いしているんですけど、それとプラスして、そういう話を聞いていくと、いいなって思います。同世代だし、同じような境遇でこれからますます発展していこうとする山村さんを見て、僕はここに来ているんですよね。そういう面ではすごく尊敬しているところですね。

山村  僕も常廣さんと話してて、刺激を受けるんです。建築については全然素人なので、僕は教えてもらおうと思って質問するんですけど。知らない事がいっぱいあるなあと思って。

常廣様  お互いにステップアップしていけるのはいいですね。

山村  そうですね。

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7.アピール方法とコモンのこれから 

 

 

インタビュアー  最後に、お互いにここだけは聞いておきたいことはありますか?

山村  さっきおっしゃっていた、長持ちや構造についてのお話は、お客様は見ただけじゃ分からないと思うんですが、どうアピールするんですか?

常廣様  最近は家のメンテナンスをあまりしたくないっていうお客様が多いので、まずはメンテナンスの重要さを説明させていただいてます。さらに、メンテナンスしやすいような工夫を図面に盛り込んでいます。他には、構造的に、将来リフォームをするにあたって、ここの壁を取れたら良いかなというところまで考えたりすることはありますね。可変性というか、将来的なところですね。

インタビュアー 同じく、山村さんに聞いておきたい事は有りますか?

常廣様  これは個人的な質問になるんですけど、コモンはこれからどうなるんですか?

一同 (笑)

山村  メインは、スタッフの育成です。今年は、マニュアルづくりに力を入れたいと考えています。マニュアルっていう言葉は僕はあまり好きではないんですけど、従業員になるべく短く、確実に伝えるためには必要なんですよね。無駄な練習はさせたくないんです。1~2年ぐらいで仕上がる教育システムが出来ればいいなあと、思うんですよね。あとは、お店の総合力でしょうか。オーガニックとショートヘアか、カットが上手といった所をアピール出来ればと思います。

常廣様  あとは、工房があって、カフェがあって・・・(笑)

山村  そうですね(笑)ワークショップというのはその足がかりです。今年はワークショップもいよいよ人を集めて、やりたいなあと思っています。関係する人皆が、持ち上がるようにもっていきたいなって考えているので。このお客さんとこのお客さんを引き合わせたら、何かあたらしいことが起こるんじゃないかっていう期待もありますね。そんな風に、紹介する場としてやっていけたらいいなと思います。

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