8月 女性のための東洋医学しゃべり場
今月も 4、5期生の中級クラスと、6期生の初級クラス
中級は 五臓を学ぼう (心 肺)
夏休みという事で、お子さん達も一緒に
東洋医学の 心や肝は臓器を指す言葉ではありません。杉田玄白ら手がけた 解体新書 で西洋医学の言葉を訳すときに 東洋医学の心や肝を用いた事から現代は 臓器のイメージが強いですが、本来は臓器一部の事ではなく もっと広く範囲は曖昧な感じ?と私は受け取ってます。
「心」は君主、「肝」は将軍と 身体への役割がそれぞれ
だから ストレスの影響を受けやすい「肝」が痛むと 将軍は上手に指揮が取れなくなり、酷くなると大暴走した指示を身体に出していきます(>人<;)
イライラしたり 目が痙攣したり 貧乏ゆすり、眉間のシワも深くなります・・これは本当に大変( ; ; )本当に色んな症状が出てきます。
そして「心」は 睡眠や精神的なものに影響します。
睡眠不足から、夜作られる陰分 血や津液が作られにくくなり、心血虚の状態に・・・
そうすると 動悸 息切れ 不眠 など 精神不安も引き起こしやすくなります。
「肺」は 「気」を管理し「水」の巡りを調節します。だから 「肺」を傷つけると 気や水の巡りが悪くなり 滞りが起こると その水を出そうと咳や鼻水が出たり、鼻づまりを起こしたり、喘息もその1つです。
身体のバリアのような 「衛気」が弱まるため風邪をひきやすくなったりします。
まだまだ ありますが、こうやって知ると
対処療法で 風邪をひいたら風邪薬や葛根湯ではでは無く、その人がどんな状態かを見て漢方薬も選択するし、
まず 忙しい毎日の中でも、身体を傷ませないような生活を出来るだけ心がける!ここがポイント!
今回 初級では、怪我から復帰された参加者さんの 怪我の経緯も 東洋医学的に検証してみました(^^)理学療法士さんもいらしたので、西洋医学からの見解も聞きながら、痛々しいお話だけど、楽しく検証してみました(笑)
初級は助産師さん、看護師さんの先生、理学療法士さん、マクロビの先生など、色んな意見が聞けて、内容によっては病院側の見解も理解できて面白い!
日々 食事もそうだし、こういう病気や怪我の対処でも、忙しい現代社会 色んな選択をしながら暮らしていますが、その時に出来る最良なものを選択出来る知識があると強いですね(o^^o)